ジメジメとした湿気、突然の豪雨、洗濯物の悩み…。梅雨の6月・7月は、家事の中でもちょっとした工夫が求められる季節です。
でも、梅雨こそ「暮らしを整えるチャンス」でもあります。
今回は、主婦や子育て家庭に役立つ6月・7月の家事カレンダーとして、「やるべき家事」「やっておくと楽になること」を時系列で整理しました。忙しい毎日でも、スキマ時間にチェックできるよう、実用的なリスト形式でご紹介します。
この記事を読むだけで、梅雨の季節をスッキリ乗り切れるはずです。
6月上旬（梅雨入り前にやっておきたい家事）
- エアコンの掃除＆試運転
本格的に使う前に、フィルターや内部のカビをチェック。カビ臭い風が出る前に対処しておきましょう。 - 除湿剤の総入れ替え
クローゼット・押し入れ・靴箱など、湿気がこもりやすい場所に新しい除湿剤を設置。水がたまるタイプは特に早めの交換がおすすめです。 - 梅雨に備えて「部屋干しスペース」を確保
室内物干しスタンドやワイヤー、突っ張り棒を設置しておけば、いざというときに困りません。サーキュレーターも併用すると◎。 - レインコート・傘・長靴の見直し
サイズアウトしたキッズ用品がないかチェック！レインアイテムは梅雨入り後だと売り切れることも。 - カビ予防スプレーで「先手の対策」
浴室や窓サッシ、洗濯機周りなどにあらかじめスプレーしておくと、カビの発生を抑えられます。
6月中旬〜下旬（梅雨本番の家事対策）
- 洗濯物の乾きにくさを解消
洗濯物は「厚手→薄手」「大物→小物」の順に干すと、風通しが良くなります。下に除湿機、横にサーキュレーターを配置すると乾きが早くなります。 - お風呂の排水溝と換気扇の掃除
湿気がこもる場所ほどカビが増殖しやすくなります。排水溝の髪の毛をこまめに取り、換気扇も定期的にホコリを除去しましょう。 - 玄関・靴箱の湿気・臭い対策
重曹や新聞紙で除湿したり、炭やアロマ付き除湿剤を置くのもおすすめです。靴はローテーションして乾燥させましょう。 - 買い物の「雨の日ルール」を決める
買い出しの回数を減らすために、献立表を作ってまとめ買いするのがおすすめ。防水トートバッグや折りたたみカートも便利です。 - 子どもの「雨の日遊び」アイテムを準備
室内用お絵かきマット、風船、段ボール基地、YouTubeタイムなど、親も助かる“おうち遊び”ネタをリストアップしておきましょう。
7月上旬（湿気と暑さが重なる時期の対策）
- カーテン・ラグ・マット類の洗濯
雨が少ない日を狙って、大物洗いを計画的に。カビやダニの繁殖を防ぎましょう。 - 冷蔵庫・冷凍庫の中身を整理
備蓄が増えやすい梅雨こそ、中身を一度全部出して棚拭き・掃除。ドアポケットも見直しを。 - エアコンの設定温度＆サーキュレーター調整
室内が冷えすぎないよう、空気を循環させて冷却効率をアップ。電気代の節約にもつながります。 - 窓の結露取り＋湿気逃し
雨の合間には窓を開けて換気を。結露がたまりやすい窓にはスクイージーや吸水クロスがあると便利。 - カビの「点検」タイム
見落としがちな場所（洗面所の下、押し入れの奥、窓のゴムパッキンなど）を定期的にチェックし、カビが見つかったら即処理を。
7月中旬〜下旬（梅雨明け＆夏準備）
- 湿気アイテムの「入れ替え」作業
梅雨明けとともに、除湿剤や防虫剤の効果をチェック。使用期限や水の溜まり具合を見て、必要なら交換。 - ベランダ・網戸の掃除
雨や花粉で汚れがたまりやすいベランダや網戸は、天気の良い日にまとめて掃除。ホースやブラシを使うと短時間でスッキリ。 - レイングッズの片付け＆乾燥
傘、レインコート、ブーツはしっかり乾かしてから収納。防水スプレーをかけておくと次回の使用時も安心。 - 虫対策グッズの設置
湿気が落ち着いてくると今度は「虫」の季節。網戸に虫除けスプレー、玄関に虫よけシートを用意しておきましょう。 - 夏に向けた「収納見直し」
梅雨の間に使っていた室内物干しや除湿グッズ、レイングッズは収納場所を決めてまとめておくと、次の年にラクになります。
季節家事を楽にする“マインドセット”
梅雨の時期は、気圧や天気の変化でメンタルも不安定になりがち。完璧を求めず「できる範囲でOK」と考えるのが大切です。
スキマ時間に「1つだけやる」と決めると、家事もラクに回り始めます。たとえば：
- 洗面台の引き出し1段だけ整理
- カーテン1枚だけ洗う
- 子どもの傘を1本拭くだけ
小さな一歩が積み重なると、大きな「整った暮らし」になります。
まとめ｜“ゆるく管理する”のが、梅雨の家事のコツ
6月・7月は湿気・雨・カビ・気分の落ち込みと、暮らしにストレスが多くなりがち。でも、「いつ何をやるか」がざっくりわかっていれば、焦らず乗り越えられます。
今回の家事カレンダーを参考に、無理のない範囲で「できること」から始めてみてください。やった分だけ、心がすーっと軽くなるはずです。
梅雨の時期も、家族の笑顔と自分の心地よさを大切に。あなたの暮らしが、もっと整いますように。
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